2010年3月4日木曜日

むち打ち症に抗うつ剤を投与する整形外科医は何を考えているのだろう?

むち打ち症によるめまいで若い男性が治療に来た。整形外科でもらった薬を飲んだら、症状がひどくなって部屋から出られなくなったという。

 何の薬をもらったの?

と聞くとトレドミンだという。

それって、SNRIって言われる抗うつ薬だよ。

というと、文献によると効いた例が一例報告されているから、使ってみようということになったらしい。

一例の報告で使ってみるというのは、いささか呆れる話である。患者は実験台ではない。テストをしてはいけないのだ。

それでどうなったのかと聞くと、縦に横に斜めにめまいがして、もう、立ち上がることもできなくなったという。

ヤブ医者以下のタケノコ医者である。

保険会社は、その誤投与の分まで保険料を支払わねばならないだろう。とんだとばっちりだ。

その人のめまいは、針治療三回で消えた。針治療には、そういう即効性がある。

私の治療院にめまいの治療に来た人で、帰るときにもまだめまいがするといった人は、まだいない。

吐き気や、咳に関しても同様である。

針の鎮静力というのは、それほどに強いものなのだ。しかし、それを発揮できない鍼師が多いのも事実である。

なぜ、鍼がこれほどまでに効くのか、国は、医療費軽減の意味も兼ねて、こんご積極的に検討すべきであろう。

針治療は、国の保険負担を大幅に減らせる可能性があるのだ。

日本も、針医・漢方医など、中国の「中医」にあたる医療的立場を作るべきである。

薬剤師に、もっと大きな権限を与えて(いまの医薬分業は、形だけ。根っこはくっつているでしょう!)、サプリメントなども積極的に取り入れて、低コストで、効率的な医療体系を考えるべきなのだ。

って言っても、誰も取り合ってはくれないだろうけどね(笑)

私の治療方法自体が、地元鍼灸師会から異端視されているんだから、お話のほかです。

針は、浅くても効くんだそうだ。刺さなくても効くという人もいる。じゃあ、針管使わなくてもいいんじゃないの?

5ミリくらい刺すだけの針なら、針管はいらないでしょ!!

いっそのこと、気功針でも始めたらいかが? 針を以て気功をするの!! 

効くかもね。効いたら爆笑ものだけど。ホント、「病は気から」って言うことの証明にはなるわいな。

ついでに書くけど、「元気が出る薬」と言うことでデプロメールを処方した内科医がいる。初期の副作用を知ってるのかね? この内科医は。

それで、

 病院に行ったあと具合が悪い・・・

って言われても、針師は困るって言うの!!!!

その人には、吐き気止めの針をしましたけどね。

デプロメールの副作用一覧をプリントアウトして渡しましたよ。何でこんな薬を飲まなきゃいけないのか、そのお医者さんに聞いてみなさいっていいましたよ。

鬱病でも慢性疼痛症でも繊維筋痛症でもない人に抗うつ剤出すなっていうの!!

製薬メーカーの営業マンは、内科医や整形外科医にかんたんに抗うつ剤を売るなっていうの!!

日本では、医師が医療を独占する形になっているけど、それで過労死する人が出るほど多忙になっているんだから、自分で自分の首を絞めているようなものだといわれても仕方ないでしょうね。

私の言っていることが、おかしいかい? 変かい????

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