2010年3月14日日曜日

心療内科ならぬ「針療内科」

 胃腸の不具合や、頭痛で針治療に来る人は珍しくない。もっとも、そういう人は、針が内科的な疾患に効くことを知っている人だ。不眠や倦怠感などで来る人もいる。

 こういう症状にも、針は非常に良く効く。心療内科ならぬ「針療内科」というものも、作れば出来そうである。中国では、実際にやっているだろう。漢方薬と組み合わせれば、実に効果的だ。中国の「中医」がやっているのと同じである。

 とくに不定愁訴や慢性疾患には、効果的である。

 なぜ日本は西洋医学一辺倒なのだろう? だが、西洋医学といっても奥が深い。カイロプラクティックやオステオパシーなどのような、西洋の整体術などは、漢方の知識も取り入れて、実に効果的な治療を行っている。

 日本で盛んなのは、外科的処置と薬物療法であって、それは、西洋医学の一部でしかない。

それを主流にするのは構わない。しかし、それだけに頼ると、それでは治らない人が治療難民になってしまう。

 生活の疲労に起因する症状など、なにも病院で扱う必要はない。そういうものまで抱え込むまなくても、病人は山ほどいる。医師が過労死するくらいの病人がいるのだから、なにも、生活疲労まで面倒見る必要はないだろうと思う。

 パラメディカルを充実させないと、医師も患者も一緒に沈没しかねない状況になっているように思うのは、私だけだろうか??

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